昨日の続き~
おばあちゃんに出会って数日後…
劇団四季の団員さんがTVに出演していました。
そこで語られていた言葉にまたドキッと。
「他人の時計はみるな!」
劇団四季入団当初、教えてもらった言葉
だそうです。
今年の春まで、治療室にも
オペラ俳優さん(オペラ座の怪人に出演)がメンテナンスに来てましたので、
劇団四季のすごさ、
明日クビになるかもわからない危機感で、
毎日公演にのぞんでいる緊迫感は
患者さんの身体から伝わってくるものはありました。
そんな御縁もあったので、なにげなくつけたTVでしたが、
稽古でみな同じように習っても、
すぐにできる人とできない人がいる。
覚えることばかりでなく、
成長していく過程も
人それぞれ違う。
他人と比べて「できる」「できない」と嘆くより、
自分のペースで成長していくこと。
自分の時計をみること。
たまたまつけたTV。
街での出会い。
人が関わるとグッと思い出に残るんです。
しかもココロがドキッとしたことなんかがあると特に。
ちょっと忘れかけてた大事なことだったなぁ~って
日々治療にあたっていますが、
その日その日で身体はちがう。
毎回、臨床の現場では初心者みたいなもの。
経験を積んでの対応はもちろんあるんですけど、
それでもふたをあけてみると、
頭を悩ませることがでてきます。
引き出しは増えてくるけれど、
つねに自分を超えた仕事がやってくる。
患者さんと一緒に試行錯誤しながら、
身体をつくっていく。
そんな治療室で
これからもありたいと思っています!