ここはどこでしょう!
わかるかな?
小学生の頃、毎夏に、
寝台列車で青森の田舎まで行ったものです。
(そのため私は泳ぎが大の苦手…)
寝台は寝心地はよくはありませんが、
なんだか押入れっぽくて、
妙にわくわくしたのを覚えています。
旅の出発といえば、
ここ上野なんです(私の中では)。
大きな荷物を持った人たちを
かき分けながら、
迷子にならないように
緊張したのも覚えています。
(今でもちょっとドキドキするかも!)
貴重な体験です。
ここでもまたおじいさんとの出会いがありました。
なんでも幼稚園の息子さんに付き合って、
カメラを持って以来、
鉄道の魅力にはまってしまったとか。
(わかる気がする~ 私もそのひとり)
70代ぐらいの方でしたので、
もう何十年になるでしょうか。
とてもお元気そうでしたが、
若いころ病気ばかりだったそうです。
足の運びと言語障害が後遺症として残っているようでした。
しかし、こうやって鉄道を追っかけ、
階段や電車の乗り継ぎでたくさん歩いたり、
いろいろな方々との触れ合いのなかで、
病気前より元気になったと嬉しそうに話してくれました。
これから高崎線で
鉄道のイベントに行くと言って、
駅員さんに次に乗るべき列車を訪ねています。
『またどこかで会いましょう!』
別れ際に弾むようなお声で、
不自由な足のことなど気にもせず、
こころから今を楽しんでる様子に、
私も何か背中を押されたようです。
長くなってしまったので、
続きはまた次回~